青い足跡

学び・体験・気づきをその時の言葉で残していく。

晩婚化の原因や解決策は「東京タラレバ娘」の名言から学ぶべし。

time 2016/05/09 01:12

この記事は約 5 分で読めます。

晩婚化の原因や解決策は「東京タラレバ娘」の名言から学ぶべし。

生涯に渡って結婚しない人がどんどん増えていると言われています。

もちろん原因は一つであるはずもなく、さまざまな要素が絡んだ上でそうなっているのでしょう。

 

最近ではこういった問題をテーマにした「私、結婚できないんじゃなくてしないんです。」みたいなドラマも放送されたりしていますよね。

 

とある調査によれば、25~34歳の層への「結婚しないのはなぜか?」という問いに対して、「適当な相手にめぐり会わないから」という理由が最も多くなっているようです。
引用:公益財団法人 生命保険文化センター

 

この「適当な相手にめぐり会わない」とは、ただ単に出会いの数が少ないということではなく、男女それぞれの考え方にも問題があるような気がしませんか?

 

今回はこの「考え方」について、ハッと気づかされたというか、たしかにそうだよな〜と共感した漫画、東京タラレバ娘を紹介してみたいと思います。

基本的には婚活女子に向けられた漫画となっているようなんですが…、男の僕が読んでも楽しめます(・∀・)

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東京タラレバ娘には名言がたくさんです

【あらすじ】

「タラレバばかり言ってたらこんな歳になってしまった」

脚本家の倫子(33歳)は、恋も仕事もうまくいかず、同じくアラサ―独身女子の香、小雪と焦りながらも「女子会」を繰り返す日々。

「キレイになったらもっといい男が現れる!」

「好きになれればケッコンできる!」

そんな話しばかりしていると、突然、金髪イケメン男子(年下)に「このタラレバ女!」と言い放たれてしまい…。

 

アラサー女子の婚活事情を描いた作品となっているんですが、1巻からエンジン全開で容赦なく切り捨てるかのようなセリフが飛び交っています(笑)

現時点(2016年5月)で4巻まで出ているんですけど、その中でも群を抜いてお気に入りの(印象に残った)セリフを3つ紹介してみます。

 

行き遅れ女の井戸端会議だろ

東京タラレバ娘_意図端会議_-_Google_検索

「いい歳して『痩せたら』だの、『好きになれたら』だの、何の根拠もないタラレバ話でよくそんなに盛り上がれるもんだよな。

オレに言わせりゃあんたらのソレは女子会じゃなくてただの…行き遅れ女の井戸端会議だろ。

まあいいよ、そうやって一生女同士でタラレバつまみに酒飲んでろよ!このタラレバ女!!」

 

破壊力ありすぎ(笑)

こんなトゲのあるセリフもイケメンに言わせている辺り、よく考えられているなぁと。

 

何かものごとがうまくいかない時に、原因を外部に求めているうちは何も進歩はないし、解決するはずもありません。

このセリフにはそういった「自己中心的な考えで、環境のせいにばかりしていないか?」というメッセージが込められているように感じます。

 

もう女の子じゃないんだよ、おたくら。

東京タラレバ娘_名言_-_Google_検索

「酔って転んで男に抱えてもらうのは25歳までだろ。30代は自分で立ち上がれ、もう女の子じゃないんだよ?おたくら」

 

あ〜もうこの際いったれいったれ〜!!

若い女の子ってチヤホヤされる機会も多いと思うんですが、そこで天狗になる人がいたりします。

 

そのままだと、中には「自分の頭で考えることをせず、いつも他力本願で周りがどうにかしてくれるだろう」という甘えの姿勢が身に付いてしまう人もいることでしょう。

 

このセリフには「常に自分を省みることを忘れず、謙虚な心を持つことの大切さ」を訴えられているような気がします。

 

試合には参加せずにみんなが頑張って戦っているのを、ベンチの中から見物して偉そうなことばかり言ってた。

東京タラレバ娘_名言_-_Google_検索

「この数年の私達は、女子会と称して酒ばっかり飲んで。出会いがないとか、いい男がいないとか愚痴ばっかり言って。

つまんない男と結婚した同級生を憐れんで。合コンばっかりやってる若い女の子たちをバカにして。

そして30歳を越えた私たちはいつも試合には参加せずに、みんなが頑張って戦っているのを、ベンチの中から見物して偉そうなことばかり言ってた。」

 

これ、以前に言った「否定はするけど代替案は出さない人、傍観者のくせに文句ばかり垂れる人」に近いものを感じます。

 

失敗するとカッコ悪い、傷つくのが怖いから何もしたくないっていう思いがあるのでしょう。

でも、何もしないでただ時間が過ぎるよりは、やってから失敗する方が遥かに得るものが多いと思います。

 

このセリフには「くだらないプライドは捨てて、まずは行動してみよう」という作者からのエールを感じました。

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正論に耳を傾ける勇気

男の僕でも、どのセリフもボディブローのようにズシンと響きます(笑)

でもどれも、正論だなぁと思いませんか?

 

こんなストレートな言葉を並び立てたら、中には反感を持つ人も出てくるかもしれないですよね。

僕はこのような作品を書いている作者の東村アキコさんを単純にすごいなと思います。

 

ただ単に受けのイイ漫画を書くのだったら「婚活女子のサクセスストーリー」でも書いた方が売れそうですよね。

でもそんな(あ〜良かった)程度の一時的な満足を与えたところで、世間の現状は何も変わらないことでしょう。

 

あえて厳しい現実を突きつけることで、長い目で見た時に良い方へ向かうように働きかけている。

そういった意味で、東京タラレバ娘には作者の一過性のものではない「世の女性に対する愛情」を感じます。

東京タラレバ娘_-_Google_検索

って大げさかな〜(゚Д゚;)

とりあえず、あとは受け取り手の問題。

 

もっと多くの婚活女子…

に限らず、男性でも読めば学ぶことが多いはずなので、ぜひ読んでみることをオススメします(笑)

「東京タラレバ娘」の1話を無料で読んでみる。

 

 

 

・・・フェミニストがだまっちゃいないかもしれないな(゚Д゚;)

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昭和が終わる頃に生まれたアラサー。 ジャンル問わず、自分が学んだことを分かりやすくかみ砕いて伝えられるような記事を書いていきたいです。 最近はスマホアプリのFFRKにハマっています(笑)