2016/08/03
去る2016年6月25日、無事に30歳を迎えました。
悩み多き20代を終えて30代、いよいよオジサンの仲間入りって感じです。
僕がかつて小僧のころイメージした壮大な人生プランからは多少見劣r・・・
多少どころか・・・
全然違うんですけどぉ(´・ω・`)
ハタチになりたての頃の想像だと、すでに子どもが2人いる計算(笑)
実際は子どももいなけりゃ、都心部で働いているわけでもない。
というわけで、子どもの頃に描いていた30歳像とはご覧のとおりかけ離れている現在です。
しかし、これからの10年を実りあるものにするべく、30代にしておきたい17のこと [ 本田健 ]を読んで予習しておきました。
今回はその中でも特に印象に残った5つの項目について、しっかりと自分の中に落とし込んでおきたいと思います。
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すべてを手に入れることは不可能だと知る
たしかに20代の初めの頃はこれから「なんでもできる」っていう希望がありました。
30代になればある程度自分のことがわかってきているので、できること、できないことが漠然と分かってしまいます。
勢いだけで乗り切るというパワープレイも20代の時のようにはいかないでしょう。
欲しいと思うもの、実現したいと思うものが「もう手に入らない」という事実に直面しなくてはいけない。
かつて思い描いていた理想や夢をあきらめた覚えはありますか?
僕はいくつもあります。金銭的に難しいもの、年齢的に難しいもの。あの時ああしていればとか考え出したらキリがないです。
すでに失ってしまったものよりも、これから何ができるか?今何が残っているか?に目を向けて、30代を過ごしたいと思います。
人生の90%は30代で決まる。30代で感じたこと、決めたこと、行動したことが残りの人生を作る。
僕は人の考え方とか価値観が固まってくるのがだいたい30代半ばくらいまでだと思っています。
だから30代で身につけた考え方、行動のパターンがその後の人生を創っていくので、人生の90%は30代で決まるっていうのはあながちウソではないと感じました。
もちろんいくつになっても柔軟な思考、「人の言うことをまずは受け入れる」「良い所は取り入れていく」っていう姿勢は忘れないようにしたいものです。
お金と真剣に向き合う
20代の頃はけっこう好き勝手使ってきたような気がします。
ですがただ単に遊ぶことに使ったというよりは、何かしら身になると判断したものにも多く使いました。30代に入ったのでそろそろ貯めることにも重きを置いていかないとな〜と思っています。
この時に、ただ貯金するのではなくて、増やすための運用の方法も引き続き勉強していきます。
「自分はもうこんなもんでいいや」と考えたところが人生の上限になる。それが不幸というわけではないが、変化の少ない人生となるだろう。
「こんなもんでいい」ってことは十分に満足しているってことで、これはこれでアリなような気もします。
ただ、僕は現状にまだまだ満足していないので、どうすればより良い生活が送れるか?をこれからも考え続けたいと思います。
自分の生活圏にいる人だけでなく、外部でがんばっている人たちの世界を積極的に知っていきたいですね。
これからの時代は一流企業に勤めている人でも安定はないかもしれない。先が読めない時代のため、いざという時に本業とは別に稼げる手段を持つことも必要。
まだまだ終身雇用が残っているところもあるけど、これも10年、20年先は本当にわからないです。
近年では多くの場所でも言われていますが、収入の柱を一本に頼っているのはとてもリスクが高いので、資格を身につけるなり、お金を運用する方法を勉強するなり、やるべきことはたくさんありますね。
パートナーや子どもを持つかどうか決める
周りで結婚する人もだんだん増えてきました。「結婚する」とはどういうことでしょうか?
広く言われていることですが恋愛とは別のもので、「協力する」という意識が強く問われるものだと思います。何を独身が偉そうにって感じですけど(笑)
この辺りの詳細についてはまた別の機会にでも触れたいですが、とりあえず、精神的に依存傾向のある人にとっては厳しい現実が待ち受けているんじゃないかと思います。
自分は向いていないと思ったら、幸せなシングルの道を選んだ方がいい。その方がパートナーシップや家族でギスギスの関係になってしまうよりは、はるかに人生は安定して幸せ。
とある調査によれば、この世でもっとも幸せな人は、「結婚していてパートナーと良好な関係を築けている人」で、次に幸せな人は「シングルの人」だそうです。
結婚したとしても、パートナーとの関係性がうまくいかないのであれば、まだシングルの方がマシだったと言えるでしょう。
自分が結婚に向いているかそうでないかは30代にもなればだいたい分かっていることと思います。
子どもと一緒にいて、心から楽しいのは最初の10年。多くの人の後悔は「子どもとの時間をもっと持てばよかった」というもの。
幼い子どもは本当にかわいいですよね。それが思春期にもなってくると反抗しだしたりして…。
それをふまえると楽しい時期は最初の10年というのも頷けます。特に幼少期の生活はその後の性格、価値観に大きく影響を与えます。
もし自分に子どもができたら時間をたくさん取って遊んであげたいです。
才能のかけ算で勝負する
自分にはなんの才能もないな〜と思っていませんか?
なにもその世界でトップになれるようなものだけが才能ではありません。突出していなくても、だれでも何かしらの才能を持っているものです。
自分の才能の一つ一つが中途半端でも、それをどうかけ合わせていくかで人生は変わってくる。
絵を描くのが上手、文章を書くのが上手、話すのが上手、機械を扱うのが上手…一つ一つはめちゃくちゃすごいわけではないけど、組み合わせればオリジナルの新しい才能となり得ます。
これを見つけられれば人生はより楽しいものになっていくのでしょう。
自力で道を切り開くのではなく、まわりが何とかしてくれるのを待っているようなタイプ「0.9の人」だけと付き合ってはいけない。
他者との才能のかけ算を考える時に、0.9の人と長い間付き合っていると自分が下がってしまうという考え方です。
あんまり人を損得勘定で測りたくはないですが、深く付き合う人とはこの視点を持って接した方が良いかもしれません。
人任せな考えの人が集まったところで、何も生み出しませんし、時に足を引っ張られるだけになります。
僕自身、0.9の人にならないように気をつけようと思います。
人生の目的を知る
深いですね(笑)目的って言われると悩んでしまいます。
中には、単なる暇つぶしだ〜とかそんなもんねぇとかって意見もあるでしょう。30代のうちに「これだ!」って言えるものを見つけたいですね。
何を大切にするのかを考える。家族との関係なのか、ライフワークなのか、個人的な夢なのか。
目的っていうと難しく考えてしまうんですが、要するに「何に多くの時間を費やすか」を考えましょうってことですね。
いろんなところに旅行に行きたいっていうのも目的になるだろうし、人に影響を与える仕事をしたいとか、とにかくお金を稼ぎたいってのもあるでしょう。
結婚して自分の家族を持っている人は、その生活こそが大事だという人も多いと思います。
最終的な人生の目的は自分らしくあることと、そしてそのままで人とつながること。
これはまさにですね。自己啓発っぽくなってしまいますが、自分らしさを出せて、それでいてつながれる仲間がいることはそれだけで十分に幸せな状態なのかもしれません。
おわりに(40,50になっても…)
ちょうど10年前ですか〜。
ハタチの誕生日を迎えた頃。僕は熊本県南阿蘇村にいました。誕生日を迎えるやいなや、近くのコンビニで酒とタバコを買ってきたんですよね。
(10年前…)
(これから待ち受けている数々の飲み会でどれほどの酒豪が来ようとも返り討t…)
・・・・・。
結局、酒はあんまり合わなかったんですよね。そこから吸い始めたタバコも30を手前にやめました。
その時の自分からは、まさか今の自分がこんな状況になっているとは想像がつきもしなかったです。
環境が想像できなかった一方で、自分が思いのほか自分のままだということには驚いているというか、ガッカリというか、複雑な心境です(笑)これは多くの人もそう感じているのではないかと思います。
同様に、今考える40歳,50歳と言うと、考え方も洗練されたダンディな大人をイメージしますが、中身はほとんど変わっていないんだろうと想像がつきます。
というわけで、
根本の部分は変わらないだろうけど、これからの過ごし方によって状況は大きく左右されることだけは間違いなさそうです。
今回、学んだことを日々の行動に活かしていけたらと思います。
30代にしておきたい17のこと [ 本田健 ]
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